金沢旅行
父が金沢へぜひ言ったほうがいいと言うので、ホテルを予約し、少し前からガイドブックで色々見たりして、想像を膨らませていました。少し前に妹が「会社の同僚の葬儀があるので次の日行く」との事で列車指定の切符を取り直していました。よく見てみると乗車券は使えたのでもったいなかったです。
当日、朝7時に起きて近くの駅に向かい、地下鉄で東京駅へ行き、新幹線で新潟へ、北陸本線に乗り込むと、自由席が一杯で指定席にまで乗客が乗ってきました。乗る際の状況からか結局5分遅れて出発しました。途中主要な駅ごとにある程度ずつ人が降りていき、だいぶ空いてから金沢駅に着きました。流石に新幹線一本では行かなくて、回り道の上、急行なので大分かかり昼頃着きました。着いたらすぐにバスに乗り、市場へ行きました。そこで、食べたいものが分かれたので、別々に食事しました。僕はユズで、漬けた刺身、天ぷら、治部煮などの金沢御膳、父は海鮮丼でした。金沢御膳は天ぷらが揚げたてで、煮物が冷たく漬物は微妙でした。
その後、市場を見ながら歩き、東と南を間違えて迷ってしまい、途中で村上で和菓子を買い、酒屋で土産用の甘酒を買ったりしていたら、行きたかったフルーツパーラーをまず見つけ、生クリームの多さであきらめて、夕食の店を見つけ場所を確認した後、探していた所は見つからないまま、ホテルへ行きました。時間が二時だったので、チェックインし荷物を片付けた後、いよいよ観光に出かけました。
まずは近くの金沢城公園へ広い敷地に芝生と門や城らしきものがあり、散歩するのによさそうでした。天気もよく混んでいました。その日はたまたまお菓子の出店が色々ありました。広い公園の中の建物をいくつか見て(似たような感じ)やぐらの跡に行ったときに時間がないのに気付き、くねくねとした道を通って公園を出て、庭の綺麗な神社をひとつ見た後、長町武家屋敷へ、足軽や下級武士の住んでいたところのような住居を見た後、金花糖で一服(小豆が独特で最初は感動したけど慣れてくるといまいちでした)フルーツが美味しかったその後野村屋という広い家や記念館という毬や薬などの色々な物が置いているところを見た後、五時位になったので大きな道路に出た後、バスに乗ったら乗るバスを間違えて寄り道して、ホテルの近くへ。裁判所の前の横を通り、早めに帰りました。そして父はサウナに、僕は昼の和菓子を出して食べました。あまりに美味しかったのでまた買おうと思いました。時間があったので本を読んで待っていました。
夕方の六時半に歩き始め、父が「タクシーに乗ろう、タクシーに乗ろう」と口癖のように言っているのを聞き流し料亭へ、味は悪くなく意外性があったり、造り方に工夫があったりしてとても参考になりました。例えば刺身に脂が乗っていたり、牛肉がりんごに乗っていてあっさりしていたり、あんかけが熱々だったりしました。からすみなどの高級な食材もありました。帰りは腹ごなしもかねて歩きました。少し寒く気持ちが良かったです。その日は何故だかあまり眠れなく7時間くらい寝たら朝に。2日目は妹が昼に来るので、それまでは適当に過ごしていようと思っていました。早めにバス停に行って時刻表を見たら、バスがしばらく来ないので仕方なくタクシーで西茶屋街へ。まだ開いていないかと思い少し休憩していましたが、日曜日だったためか閉まっていたところが多く、中の様子を覗き穴越しに見たりしながら見ていきました。椅子のところで父を待たせて、ぐるっと回り、絵になるような雰囲気のいい川のそばを通り、願掛け寺という所へ。話を聞いているとあっという間に30分かかり、待たせているのも気になりつつも、仏像の説明や願のかけ方、有名な人の絵などをゆっくり聞いて次の所へ。色々見た後、合流し、伏見寺で話しを聞いたり、松田寺で桜を見た後、歩いて橋を渡り、少し歩いて昨日の資料館へ武器や防具、古文書などは見られましたが、時間の都合上、画面の解説はあまり見れず、昼近くになったので、ホテルに戻りました。下でのんびりしていると、妹がすぐ来て、荷物を預け、いよいよ兼六園へ雰囲気のいい白鳥路を行きました。土産屋を見た後、兼六園の中を見ました。最初に自然の噴水らしきものを見た後、瓢箪池や、丸い橋、竜のような川、池に沈んでいる木や小さな山を見たあたりで茶屋へ行き、お昼を食べました。サービスセットの割には良かったです。甘エビや治部煮、山菜や漬物などもあり、具が少なめでしたが美味しかったです。その後は、碑石や石室のあと、遅咲きの松などを見た後、行くところで少しもめて、結局21世紀美術館に行く事にしました。早速、目をつけていた茶屋でお抹茶を飲もうとしたら、いっぱいで入れず、別の所で飲みました。その後、兼六園を出て美術館に行きました。まずは周りの重なる色、声の聞こえるラッパなどを見て、中の無料スペースでしばらく見ていました。椅子と同じ絵を探すのは楽しめたし、上に穴が開いているように見えるところは不思議でした。中の有料スペースも見たかったのでお金を払い、少し変わった感じの展示を見ました。水の形や上と下で違って見える潜水艦や宝石のようなものも良かったです。鏡の中が良く分からなかったり、待望のプールの中が塩素の匂いや色がついていたりはしましたが、いまいちでした。だまし絵のバイオリンがうまく弾けず、緑の壁に気がつかなかったり、自分の姿に気付かなかったりもしました。美術館を見た後は父が早く帰り、妹と2人でくずきりと野菜ジュースを食べていました。美味しかったです。妹が、併設されている漆に興味があったので一緒に見て、帰りました。
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