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 消費税が増税されて、暫く経ちましたがみなさんはどのように生活し負担を感じていますでしょうか?負担が全くないというのはないですが、あまり感じていないという方も少数でしょう。大多数の方は大きな負担を感じています。筆者もご多分に漏れず、この忌々しき税金に悩んでおります。税務署は会社や事業者が最終消費者から預かった消費税への取立ては、今後、一段と高まります。商品卸なんかやっている業界は、取引しても8%利益がない場合多々あります。最終消費者から預かった消費税を会社の資金として使いたい、使ってしまったということも増えていくでしょう。それに加えて、売上げ減はその誘惑をなお強めます。


 身近なところから、大きくみて、経済の指標となるものでは、4月から6月までのGDPが前年比で−7.1%になり、それは想定済み(笑い)だとしても、8月の首都圏のマンション発売戸数は、前年同月比49.1%減という衝撃的な指標があります。マンションは消費税が掛からない土地や個人同士の中古建物にくらべ消費税が掛かることも原因かと思います。しかし住宅全体でも、8月が前年比12.5%減に百貨店も連続で売上げ前年比マイナス、0台が続いていまして、買い控えているのは明白でしょう。


 そんなわけでも関係なく消費増税するのは、政府はお金が欲しいわけです。よく言われる医療費は毎年1兆円増えるというわけですから必要というわけですが、はっきりいって500兆円GDPの規模で2.5兆円つまり0.5%増えれば、特別会計ふくめた税収200兆円規模、GDP500兆円:税金200兆円の比率からみれば、当然まかなえる訳です。


 問題は、堤防が決壊した川のような年金が独立採算制を現年金受給者の為に絶対しないわけです。そもそも年金資産は減らすものではなく増やすものです。なぜなら戦後から現在までインフレにより通貨価値が下がっていて年金資金を積み上げていかなければ最後というか後からババを引く人が必ず出ます。だから、その時々にあった年金資金が必要なのです。それが減っています。配当・年金構造の積立資金が減る場合、ねずみ講では独立採算制だから新規加入者がいなくなると破綻します。


 一方年金は、独立採算制でなく常に注入し強制加入する特殊なねずみ講といえます。ねずみ講で一番儲かる人はどなたでしょうか? 明白です。これを理解しているのに、国家ぐるみでやるわけです。高齢者はいいが、若い人ほど負担は大になります。それなのに、現行制度を支えるために進んで消費税を払う若者をテレビで放送していました。その理由は、将来の保障のためというから滑稽極まりない。これは、世論コントロールに値するといえると考えられます。


 朝日が89年に従軍慰安婦の証言を取り上げてから、25年間も訂正をされなかった、しようとしなかった大手メディアの意思を示していることと同じです。都合の悪いことは民衆から隠す、扇動というより繰り返しの洗脳を意図し示した結果だから平気なのでしょう。事実その成果は出来つつあり、かわいそうな受益出来そうもない負担者を受益できるかのような幻想を抱かせるのです。国民保険の強制徴収も財産差押えを強化しているニュースが出てきましたが、こういったものを見るにつれ、カウントダウンが近づきつつあることは既得権益や利権側からまず変えることはありません。変えることはしない?諦めるだけ!それが避けられない結末かもしれません。


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